プール熱(咽頭結膜熱)対処法、予防法、治し方は?
プール熱とは、正式名称(咽頭結膜熱)といい、
アデノウイルスという病原菌の感染による症状です。
アデノウイルスというのは、約50種類以上あり
プール熱に関わるアデノウイルスは、ごく一部のものと言われています。
その名の通り、プールの水から、口や鼻の粘膜から感染します。
プール熱に関して、
プール熱の症状
プール熱の判別・検査方法
治し方、治療法は?
登園、登校できる時期は?
プール熱の予防法は?
など、詳しくご説明したいと思います。
プール熱の感染経路・発生時期
プール熱という名前だけに、6月~9月にかけてが感染のピークです。
ただ、プールで泳ぐ季節以外でも、1年を通じて感染する恐れはあります。
3歳くらいから、小学校低学年の子供が多くかかります。
ただ、大人にも感染する場合がありますので、
お子さんがプール熱にかかってしまったときはご注意ください。
くしゃみや咳といった空気感染もありますし、
ドアノブといったところからも感染の恐れがあります。
食器類(特に口をつけるコップ類)などは、
しっかりと区別して使うように気を付けて下さい。
プール熱の症状は?
喉の痛み、喉の腫れ
目やにや、目の充血
プール熱なの?プール熱の検査方法は?
検査キットがあるので、その検査キットで判別します。
綿棒を使って、喉の粘膜から
アデノウイルスに感染しているか検出するものです。
20分~30分で検査結果が出ます。
38度~40度の高熱が出る
喉の痛み、喉の腫れ
目やにや、目の充血
といった症状が見られたら、小児科で検査を受けてみて下さい。
プール熱の治し方、プール熱の治療法は?
プール熱に対しては、特別な治療法というよりも、
目の症状に対しては目薬、
発熱に対しては解熱剤といった療法で改善をはかるようです。
十分な水分補給と栄養補給で対応することが得策のようです。
だいた、5日~7日くらいで状態は改善する場合が多いようですので、
1週間以上、症状が治らないようであれば、別の病気が考えられるので、
あたらめて、病院で調べるようにしてください。
プール熱 保育園に登園、学校に登校するのはいつから?
治療期間は、5日~7日くらいなので、
少なくても1週間は症状が落ち着くのを確認しないといけません。
さらに、学校保健安全法では、症状が改善されたからといっても、
それからさらに2日間は、登園・登校は禁止する、と定められています。
個人によって症状の差もありますし、無理して保育園や学校に
通わせるのは、十分に治ってからにしてください。
プール熱の予防法は?
基本的な予防策は、プールから上がったら、
目を良く洗う
しっかりとうがいをする
基本的な事ですね。
水分補給、栄養を考えた食生活など、
生活習慣もしっかりしておく必要があります。
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