1月 挨拶 手紙 季語や季節の挨拶文例 一月時候の挨拶 例文文章
1月に手紙を出すときの挨拶文についてまとめました。
親しい友人知人に送る場合と、目上の方やあらたまった相手に送るときの
1月の時候の挨拶、『書き出し』と『結び』の文例をご紹介します。
● 1月 時候の挨拶 基本例文 漢語調
● 1月 挨拶文 友人知人や親しい相手への手紙
● 1月 挨拶文 目上の人やあらたまった相手への手紙
1月の挨拶文 時候の挨拶 1月上旬・下旬 漢語調
1月の手紙やはがきの書き出しの時候の挨拶で、漢語調の基本的な書き出し文例をご紹介します。
親しい友人知人に送る場合、目上の方やあらたまった相手に送る場合など、どんなときにも使える例文です。
■ 厳寒(読み方:げんかん)
・厳寒の候
・厳寒の折
・厳寒のみぎり
12月下旬~2月はじめの節分くらいまでの長く使える時候です。
厳寒は、字のとおり厳しい寒さを表すので、実際に寒さ厳しい1月が使いやすい時期ですが、地域によっては12月から厳しい寒さに入りますので、相手によって使い分けが必要です。
■ 極寒(読み方:ごっかん)
・極寒の候
・極寒の折
・極寒のみぎり
1月の寒の入り(1月上旬)以降にあたる、寒さが厳しくなってきた時期に使います。
■ 大寒(読み方:だいかん)
・大寒の候
・大寒の折
・大寒のみぎり
1月下旬に入る、20日ころで寒さがさらに厳しくなる時季に使う挨拶です。
※大寒 (だいかん)は二十四節気に数えられ、1月20日ころを指し示すので、その時以外では使わないほうがいいです。
■ 酷寒(読み方:こっかん・こくかん)
・酷寒の候
・酷寒の折
・酷寒のみぎり
特にこの言葉を使う時期は限定されてはいませんが、文字通り、厳しい寒さを表します。
そのため1月や2月が適した時期といえますが、2月になるとまた別の表現がありますので、寒い1月に使うのが適しています。
1月の挨拶文 手紙 友人知人など親しい相手へ
1月に友人や知人など、わりと親しい間柄の相手に手紙を出すときの書き出しと結びの例文です。
1月とはいえ、書き出しは、その時期や環境(寒さがどのくらいか)などを考慮して、冒頭でご紹介した漢語調の基本的な1月の基本的な時候の挨拶も参考に組み立ててみてください。
1月の挨拶文 書き出し 友人知人など親しい相手へ
■ 年頭の挨拶で書き出し 例文
・あけましておめでとうございます。初詣はすまされましたか。
・新春のお喜びを申し上げます。おかげさまで私どもも家族一同、新年を迎えることができました。
・初春のお喜びを申し上げます。赤ちゃんと3人のお正月はいかがでしたか?
■ 1月の季節を表した書き出し 例文
・大寒の折、寒さが身にしみ入ります。風邪など、ひかれていませんか?
・大寒波による大雪とのニュースで驚いております。皆様、ご無事でいらっしゃいますか?
・例年になく寒い日々が続いています。お元気でお過ごしでしょうか?
・例年になくおだやかな寒の入りになりました。お変わりありませんか?
・例年よりも寒い日々が続いています。いかがお過ごしでしょうか。
・厳寒の候、寒さが毎日身にしみ入ります。
■ 1月の行事などで書き出し 例文
・今年の元旦は新しい家族とともに、初詣にでかけました。
・今年の初夢はいかがでしたか?
・今年もご家族そろって初日の出を見に出かけられたのでしょうか?
・たくさんのお孫さん(甥や姪など相手に応じて)で賑やかなお正月あったのではないでしょうか。
・今年もお仕事でお忙しい新年を迎えられたのでしょうか。
・今年の箱根駅伝(ラグビーなど)は、テレビの前で熱くなったのではないでしょうか。
・○○君は、無事に成人式を迎えられましたか?素敵な晴れ姿が目に浮かびます。
・○○ちゃんは、大事な受験が控えていますね。追い込みの大変な時期かと存じます。
1月の挨拶文 結び 友人知人など親しい相手へ
■ 年頭にあたっての結び 例文
・よい一年となるよう、お互いにがんばりましょう。
・今年も相変わりませず、お付き合いくださいね。
・お互いに実りある一年にしましょう。
・ご家族の皆様が、お元気で充実した1年を送れますように。
■ 1月の季節や行事にあわせた結び 例文
・より一段と寒さが厳しくなってきますので、ご自愛ください。
・寒さはこれからが本番です。くれぐれもお身体をお大事に。
・厳しい寒さがまだまだ続きますので、風邪などひくことのないようご自愛ください。
・暖冬とはいえ、冷え込む日もありますので、風邪などお気をつけください。
・○○君の成人式が楽しみですね。
・受験生の○○ちゃんは、今が正念場ですね。ご健闘をお祈りしております。
・今年は○○創設十五周年の記念行事でお世話になると思います。何卒、よろしくお願いします。
1月の挨拶文 手紙 目上の人や上司・あらたまった相手へ
目上の方や上司、お世話になった恩人や人生の大先輩などあらたまった相手にお手紙を送るときに使う1月の挨拶の例文です。
書き出しは、友人など親しい方に送るときと同じように、その時期や環境(寒さがどのくらいか)などを考慮してくださいね。
1月の挨拶文 書き出し 目上の人や上司・あらたまった相手へ
■ 年頭の挨拶で書き出し 例文
・謹んで新年(新春または年頭など)のご挨拶を申し上げます。
・新春を寿ぎ、ご挨拶を申し上げます。
・元旦にはご丁寧な年始のご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。
・皆様ご健勝で、良き新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。
・皆様お揃いで、おだやかなお正月をお迎えのことと存じます。
・昨年はご子息様のお子様がご誕生になり、賑やかな新春の門出をお迎えのこととお喜び申し上げます。
■ 1月の季節を表した書き出し 例文
・寒中お見舞い申し上げます。
・厳しい寒さが続きますが、いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
・酷寒のみぎり、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
・寒の入りも過ぎ、いよいよ寒さも本番を迎えました。
・皆様ご壮健にてお過ごしのこととお喜び申し上げます。
・暖冬とはいえ、やはり冬の厳しさが身にしみます。お変わりなくお過ごしでいらっしゃいますか。
1月の挨拶文 結び 目上の人や上司・あらたまった相手へ
■ 年頭にあたっての結び 例文
・本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
・本年もよろしくご指導のほどをお願い申し上げます。
・本年もご多幸な年となりますよう、祈念いたします。
・新しい年が実り多き一年となりますよう、祈り上げます。
・本年のますますのご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます。
・ご家族の皆様のますますのご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます。
・本年もお健やかな一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
・本年一年のより一層のご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
・今年も変わりませずご交誼を賜りますよう、お願い申し上げます。
■ 1月の季節や行事にあわせた結び 例文
・酷寒(厳寒または極寒)の折から、くれぐれもご自愛ください。
・寒さ厳しき折から、ご自愛の上ご活躍ほど、お祈り申し上げます。
・厳寒の候ではございますが、風邪などひかれませんよう、ご自愛専一にてお願い申し上げます。
1月の挨拶文 さいごに
1月の挨拶文(時候の挨拶)の書き出しや結びの例文をご紹介しました。
新年を表すには、新年・新春・初春・お正月・迎春・年頭などがあり、
1月を表現する時候の挨拶は他にも、小寒、大寒、寒冷、寒風、烈寒、甚寒、降雪、仲冬などあります。
それらを飾る言葉として、良き~、おだやかな~、おめでたい~、などを付け加えてみてください。
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