災害に備えての事前準備 大雨が降り始めてからの準備と心構えと知識

災害に遭う前に、どう判断すればいいのか?

避難する前までの対策・注意点と、
災害に遭う前に自主的に避難や行動をとる必要があります。

なぜなら、テレビに表示される警戒情報や、
自治体から出される避難勧告や避難指示は、
現実には遅いといったケースがあるからです。

避難勧告・・・災害被害が予想され、該当地域の住民に避難を促す
避難指示・・・避難勧告よりも拘束力が強く危険が切迫している

  • 土石流や崖崩れ、川の氾濫はどんなものか?
  • 大雨が降り始めたら、何をすればいいのか?
  • 自主避難するときや家で待機するときの注意点は?
  • 避難場所の確認、避難ルートの確認
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なぜ事前に判断・避難準備・避難行動が必要なのか、
予備知識としてまとめてみました。

土石流や崖崩れ、川の氾濫はどんなものか?

土石流のスピードは、時速40~50キロといわれています。
車が一般道を走るスピードに匹敵しますので、
土石流は起きてしまえば、回避は非常に難しいです。
早め早めに安全な避難場所まで逃げることが必要不可欠です。

崖崩れが起きることがありますが、
がけ崩れは、崖の高さの2倍の距離まで
被害が及ぶ危険性があります。

周辺に崖があるのであれば、崖の高さをしっかり目測しておき、
最低でも2倍以上離れたところまでは避難しましょう。

大雨で、川の氾濫・決壊が起こる可能性があります。
川沿いに逃げると巻き込まれる可能性が高いです。
基本的には、川の流れている方向に対して、直角方向に逃げてください。

大雨が降り始めたら、何をすればいい?

テレビやインターネット、ラジオなどで、
リアルタイムの気象状況を確認しておいてください。

テレビなどで、

【土砂災害警戒情報】

が表示されますので、注意深く見ておいてください。

冒頭でも述べましたが、テレビの警戒情報や、
自治体からの避難勧告の発令というのは、
遅いといったケースがあるのでご注意を。

豪雨で雨音がひどいとき、
町内の放送スピーカーの音や、
自治体の緊急車両から放送される警戒注意の声など、
聞こえないことが多いです。

自主避難するときや家で待機するときの注意点は

大雨がひどいなと感じた段階で
避難準備はしておいてほしいのですが、
大雨や洪水の警報が出されたら、
本当にいつでも避難できる準備と心構えをしておいてください。

家の中から、外を注意深く観察し、
排水溝から水があふれているなど、
危険性が高いなと感じたのであれば、
避難勧告が発令される前でも、
自主的に避難されることをすすめます。

家の中で待機するときは、2階へ移動してください。
マンションなどで1階にお住まいの人は、
できるだけ上の階に避難するよう心の準備をしておきましょう。

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お住まいの近くに山がある場合、
山の反対側の位置(部屋)に移動してください。

木造で古い御宅にお住まいの人は、
鉄筋のマンションやビルなど、
あらかじめ、近所の安全なあの場所に逃げよう!
と今の段階で決めておいてください。

避難前・自主避難時の災害グッズの準備

災害持ち出し品を準備をしてください。
必要最低限のものをリュックにまとめて、
いつでも避難できるように準備しましょう。

災害が起きたときに必要な備蓄品・防災グッズを
災害持ち出し品としてこちらに
まとめてありますのでご覧になってください。

災害時に備えて防災備蓄品

防災グッズは、普段から前もって用意しておきましょう。
チェックして、今からでもスグに準備してくださいね。

saigai

避難場所の確認、避難ルートの確認

避難場所と自宅近辺の危険個所を、
普段から把握しておいてくださいね。

自治体が作成しているハザードマップやホームページで
公開している避難場所を、あらかじめ確認しておいてください。

実際に逃げる際に、注意してほしいのが、
その避難所、避難ルートは絶対的なものではないという事です。

高架下やトンネルは、崖崩れや土砂崩れ起きれば通れません。

避難所にたどり着けないことだってあると思います。
ご近所の方とも話し合って、指定されてる避難所以外の
逃げ場の確保をしておいた方がいいでしょう。

ブロック塀や古い空家は、倒壊する危険性が高いですし、
建物に取り付けられた看板が落ちてくることもあります。

よって、避難所までの避難ルートも、
いくつか考えておく方が賢明です。

避難所は、とりあえずは最寄りの学校や公民館
といった場合が多いと思われます。
ただし、注意点があります。

山の中腹に建てられてる学校
川のそばに建てられてる学校

は、土石流や河川の氾濫が起きた場合は、非常に危険です。

河川の氾濫・決壊の場合は、
学校の上の階に避難すれば、まだ大丈夫ですが、
山の中腹に建てられた学校の場合、
土石流に巻き込まれる危険性があるので避けないといけません。

災害に遭わないために、災害から回避するには

土砂崩れや崖崩れ、川の決壊など起きてからでは、
避難は困難を極め、命を落とす危険があります。

事前に災害が起きる危険性を察知し、
事前に行動(自主避難)、心構えをしておけば、
避難の初動のスピードが違ってきます。

避難の初動が早いということは、
それだけ命が助かる可能性が高くなるということです。

あなたや家族の命を守るためにも、
災害の予備知識と事前準備は怠らないようにしてくださいね。

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