災害避難方法 準備と注意点 浸水・大雨・川の氾濫・決壊など水害に備えて
地震、台風、ゲリラ豪雨による土砂崩れ、河川の決壊など
今の日本では、災害が多発しています。
豪雨による浸水被害が起こり、
避難する際に何を準備し
どのような点に注意すればいいのか?
避難するときの服装や荷物は?
水の中を歩ける深さは、どのくらい?
水の中を避難するとき、気を付けないといけないことは?
災害時に避難する際に知っておきたい
準備と注意点、予備知識をまとめてみました。
避難するときの服装や荷物は?
災害時や避難勧告が出たり、ゲリラ豪雨などで洪水が起こったり、
色々なシチュエーションがあると思いますが、
避難するときの服装は、とにかく動きやすい服装を心掛けてください。
靴はひもで結ぶタイプの運動靴が最適です。
長靴は、内部に水が入ると重たくなり動きにくくなるので、
避難が遅れますし、体力を奪われます。
もしもの時に、素早い動きができなくなります。
命に関わってきますので、長靴は避けて下さい。
傘よりも合羽を着る方がいいです。
両手が使えますし、風や強い雨だと、
傘を必死に持っているとバランスが崩れ、
倒れてケガをするおそれがあります。
頭を保護するために、できればヘルメットが望ましいですが、
防止や頭巾など、頭を防ぐものを持ち出してください。
避難用の準備グッズは、前もって用意しておいて、
決まった場所に、非常時用の避難リュックにまとめておいてください。
水の中を歩ける深さは、どのくらい?
洪水時に避難するとき、水の中を歩いて移動しないといけません。
水に中を歩ける限界はどのくらいんなんでしょう?
成人男性・・・約70cm
成人女性・・・約60cm
水の流れの強さや、
個人の体格や体力によって違いはあります。
移動していて、「自力で移動し続けるのは無理だ」と感じたのであれば、
無理はせず、高いところに移動して、救助を待ってください。
何よりも、大雨に対しては、テレビなどで情報を見ながら、
浸水が始まる前に、早めに自主避難することが大切です。
特に、ご家族の中に、小さなお子さんや赤ちゃん、
お年寄りがいる場合は、避難に時間がかかるでしょうし、
浸水が始まれば、移動に困難が生じますので。
水の中を避難するとき、気を付けないといけないことは?
昨今のゲリラ豪雨などの局地的な大雨によって、
急に水かさが増したときは、マンホールの蓋が持ち上がったり、
マンホール自体が流されることもあります。
そうやって下水道への穴が
ぽっかり空いてしまっていることもあるので、
移動する際に注意が必要です
また、浸水により道路と側溝との境が
分からなくなっていることもあります。
浸水時に避難するときは、長い棒などのようなもので、
歩く前方をしっかりとチェックしながら避難してください。
近くに川が流れている場合、
川に近い道路を歩いて避難していると、
川が決壊したときに、濁流に巻き込まれる可能性があるので、
基本的な避難行動として、川の流れている方向に対して
直角方向に避難してください。
車での避難は避けるのが原則
大雨があまりにもひどいと感じ、自宅近辺に山があり、
土砂災害を回避するために、早めに安全地帯まで
自主避難する移動手段として車を使うのはわかりますが、
それもタイミング次第です。
車だと早く遠くへ逃げれそうだと思いがちですが、
豪雨により、すでに広範囲に浸水が始まり出していたら、
移動が困難になり、他の人達も同じ行動をとると、
渋滞にまきこまれることになり、逆に避難が遅れてしまいます。
避難時での大雨が続いていることもあり、
視界が悪い状態で、なおかつ道路の冠水もあると
二次災害に巻き込まれる危険性が高いです。
渋滞でノロノロした挙句、流されてしまう怖れもあります。
また、緊急車両の通行の妨げになることもあります。
動きやすい服装(靴は必ず運動靴など底が厚いもの)で、
2人以上の行動を心掛けるようにしてください。
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