物忘れ防止方法(3)物忘れ防止の食べ物・食事方法と脳を休める方法

物忘れ防止トレーニングを
2回にわたってご紹介してきました。

物忘れ防止・改善するためには、予防トレーニングのほかにも
物忘れを防止する食事や休息もバランスよく取り入れることが大事です。

食事の注意点や脳への休息の与え方をまとめました。

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もの忘れ防止 食べ物・食事と必要な栄養

脳を鍛えるのも、体を鍛えるのと同じようなイメージを持ってもらっていいです。
トレーニングだけではなく、休息と栄養補給をしっかりと行うことが大切です。

主食をしっかり食べる

脳のエネルギーになるのはブドウ糖です。
ご飯などの炭水化物から作られる糖質が脳にとってはご馳走になります。
日本人は、やはり白米ですね。

朝食を毎日食べる

ブドウ糖の1日の必要量の25%を朝食で摂ると、計算能力や創造力が高まります。
朝食を抜くということは、それらの能力が十分が発揮されず記憶力はダウンしてしまいます。

DHAを摂る

DHAを獲ると、神経伝達物質の受け渡しがスムーズになります。
DHAはサンマやイワシ、アジなどの青魚に多く含まれます。

適度な飲酒をたしなむ

脳に良い適度な飲酒量はどのくらいなのでしょうか?
日本酒なら1日1号、ウイスキーは水割り1杯、
ビールは中ビン1本までくらいです。

食事の際はよく噛むことも
もの忘れ防止の効果があります

よく噛んで食べることで、顎の関節やあごを動かす筋肉の感覚受容器が刺激されます。
その刺激が電気信号となって、大脳、視床、中脳などに伝えられ、脳の広い範囲が活発に働くようになります。
よく噛むことによって、右脳の前頭前野も活発化することが確認されています。

もの忘れ 防止 脳を休ませる方法

脳を活性化させるトレーニングに、
脳に良い食事を心がけたあとは、
じっくりと脳に休息を与えるだけです。

脳が疲れれば、集中力も低下しますし、働き自体も悪くなってしまいます。
脳をリラックスさせ、酸素を補い、睡眠を十分にとって脳を活性化させましょう。

ぬるめのお湯に入浴する

ぬるめのお湯に浸かることで血管が広がり、血圧も下がります。
副交感神経が優位になり、リラックス状態になることで、脳もゆっくりと休息を得ることになります。

ゆっくりと深呼吸をする

脳は、酸素不足の状態にとても弱いので、深呼吸をしてたっぷりと酸素を取り入れましょう。
大きく深呼吸して取り込まれた酸素が脳に行きわたるとスッキリします。

6時間以上の睡眠をとる

睡眠時には、眠りが浅いノンレム睡眠と深いレム睡眠が繰り返されます。
脳を休めるには、この繰り返しを数セット繰り返されることが理想とされています。
毎日6時間以上は睡眠をとって脳を休めて下さい。

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音読をする

音読することにより意識を集中させ、雑念が入りにくくなります。
脳にゆったりとしたリズムを取り戻させる効果があります。

夢を見るのは
脳が整理整頓をしているからです

一時的な記憶が、きちんとした記憶として脳に固定されるのが眠っている間です。
夢を見る浅いレム睡眠の時に記憶の固定が行われています。
睡眠時間を削ってまでも勉強しようとしても、きちんと整頓させないと意味がないわけですね。
休息を脳に与えるのは大事な事です。

物忘れ防止方法-生活習慣を振り返る

最後に、以下の項目について質問します。
脳が不健康な状態になってしまう生活習慣になります。

日頃のあなたの生活習慣を振り返って
当てはまる項目がいつくあるか数えてみてください。

  • 新聞や本など読書はほとんどしない
  • 他人の言うことに耳をかさない
  • 人からものを教わるのが嫌い
  • 家族以外の人と会話する機会があまりない
  • 外出するのが好きではない
  • 旅行するのが好きではない
  • 趣味が無い
  • スポーツなど体を動かすことがほとんどない
  • マイナス思考・ネガティブになりがち
  • 血圧が高い
  • 炭水化物の摂取を避けている(ダイエットなどで)
  • 「年のせいだから」と挑戦する前からあきらめる事が多い

2つ以上は黄色信号です。
4つ以上は赤信号です。

新しいことや、変化を柔軟に受けることができない頑固さや
運動や体を動かすことが少ない生活を続けていると、
脳の働きに悪影響を及ぼします。

物忘れ防止方法(3)-まとめ

3回にわたって、物忘れ防止方法についてご紹介してきました。

脳は楽しいという刺激を受けると活発になりますが、
苦痛を感じたりイヤという感情が強すぎると覚えが悪くなることはおろか、
そのストレスで海馬の神経細胞まで破壊されてしまうこともあります。

好きな事をすることにより、
その刺激が脳にとっては嬉しいことになるわけです。

そして食事にも気を配り、
栄養を与えて神経細胞の働きをよくすることがポイントです。

ちゃんと休憩を与えるということも忘れてはいけない項目です。

物忘れが酷いという人は、
ご紹介したトレーニング方法から物忘れを防ぐ食べ物・食事方法、
脳の休ませ方まで一連の予防方法を参考にしてみてください。

物忘れ防止 トレーニング方法(1)

物忘れ防止 トレーニング方法(2)

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