雪の結晶の切り紙・切り絵の作り方についてまとめました。

今回は、本格的な形に出来上がる雪の結晶の作り方を複数ご紹介します。

● 雪の結晶　切り紙　立体２枚組
● 雪の結晶　複雑な結晶の切り絵
● 雪の結晶　クリスマスツリー入りの結晶
● 雪の結晶　オーソドックス＆美曲線の結晶
● 雪の結晶　ハートマーク連結型の結晶

簡単な切り紙の切り方も特集していますが、それよりもやや上級の本格的な切り紙・切り絵になり、より芸術性の高い切り紙の型紙、図案の基になりますよ。

雪の結晶　切り紙　立体仕上げ２枚ユニット作り方

Ａ４用紙２枚から切り抜いて、立体仕上げになる雪の結晶の切り紙になります。

※切り込みを入れる面を気を付けて下さいね。

動画では、２枚を重ねて外枠の形の切り込みをいれていますので、均等な形の８辺になりますが、１枚１枚、最初の外枠の切り込みを若干変えていくと、合体させたときに、より芸術性の高い雪の結晶に仕上がりますよ♪

動画の通りに、外枠の２枚セットで緩やかなカーブで仕上げても良いですし、１枚は緩やかなカーブ、１枚はウェーブの形をイレギュラーな形にし、先っちょが剣先のようになるフォルムに仕上げたら、合体させたとき、より芸術性の高い、立体の雪の結晶を作ることが出来ますよ。

私は15cmの折り紙で製作していったのですが、内部の３連の円形の切り抜きは、２連にするのが限界でしたね。

円形、ハート状など、お好みに合わせてカットしてみてくださいね。薄めの折り紙で作れば、カッティングしやすいですよ。

この立体仕上げの雪の結晶の切り紙工作は、とってもオススメで、クリスマス飾りや冬の壁面飾りにピッタリですよ♪

Ａ４用紙で作ると、一辺がおよそ21cmになりますが、100均のダイソーなどでは、25cmの折り紙などが売られていますので、大きなクリスマス飾りなどを作るときには、そういった折り紙を使ってみて下さいね。

雪の結晶　切り紙＆切り絵　型紙・図案　サンプル例

細かい切り抜きを入れて、本格的な切り絵のように仕上がる雪の結晶の切り紙工作をいくつかご紹介します。

基盤となる初動の折り込みから、切り込みの型の描写～カッティングまで、詳しい動画とともに注意点などもご説明したいと思います。

やや複雑に切り込みを入れていくので、芸術性の高い雪の結晶を作るための型紙・図案の参考になるかと思います。

雪の結晶　切り紙　折り紙で作る複雑な結晶の作り方

通常の15cmの折り紙で製作しています。

動画の切り抜きの図案を参考に、オリジナリティを加えた雪の結晶の切り絵・切り紙を作ってみてくださいね。

というか、ここまで複雑な切り込みを入れるとなると、勝手にオリジナルな形になっていきます。

中心部分の切り込みは、繊細な形に仕上げようとすると、切り抜くのが難しくなりますので、カットするときに、つなぎの部分を切らないよう注意が必要です。

※凝った模様の入った折り紙の中には、紙の厚みが通常の折り紙よりが厚いものがあります。
そのような折り紙だと、細かく切り込みを入れるのは至難の業になってくるので、安物の薄っぺらい折り紙や透きの入ったような特別な薄い折り紙で作るほうがいいと思います。

ここまで細かい切り込みを入れると、切り紙というか、切り絵のような仕上がりになりますので、飾り付けは、まさに切り絵のように下地（黒の色画用紙など）に貼り付けて壁飾りにする、といった感じになります。

カットするはさみも切り絵専用のはさみの方がカットしやすくていいですよ。

>> 切り絵 はさみ

この動画の図案を元にオリジナルの型紙、雪の結晶を作ってみてくださいね。

雪の結晶　切り紙　クリスマスツリー入り結晶の切り絵

これは、クリスマスツリーのような形を入れて、雪の結晶を形取ったクリスマスアレンジの切り紙になります。

雪の結晶なので、冬飾り全般に使用することができますが、こういったモチーフはクリスマス限定にした特別な型になると思います。

試しに１回作ってみて、クリスマスツリーの部分を、もっと針葉樹らしくギザギザに仕上げることができれば、よりクリスマスアレンジ色の強い雪の結晶モチーフとして作ることができますね。

うまくクリスマスツリーの形を切り出してみてくださいね。

雪の結晶　切り絵　オーソドックス＆美曲線の結晶

１つ目の切り方は、切り出し工程は多いですが、わりとオーソドックスな結晶の形の作り方なので、こういうタイプの結晶も飾り付けの中に混ぜても良いですね。

２つ目はハートマークや曲線を多く加えた雪の結晶になり、この型を基本に置いて、あなたの思い描くままに曲線を入れてみて下さい。

もっと素敵な雪の結晶になるような型紙・図案を生み出すことができるかもしれませんよ。

ハートマークの雪の結晶　切り紙の型・図案

オマケになりますが、ハートマークで結晶の形を形成させる切り紙です。

まず最初は、できるだけ動画でカットしている形を定型の型紙として、丁寧に模写してカットしていってください。

でないと、カットするハートの位置によって、広げたときに結晶らしく山谷の部分が表現しきれなくて、”雪の結晶”の形ではなく、ハートマークが中心から放射状に広がる、モサッとした単なる切り絵になってしまいます。

ハートマークの結晶という素敵な切り紙の型ではありますが、ちょっとしたズレで、結晶としての完成度が大きく左右しますのでご注意くださいね。

ハートの形なので、いかに美しい曲線を描いてカットするかがポイントになりますよ。

今回は、芸術性の高いやや複雑な切り紙の型になりますが、小さな子どもでも簡単に作れる雪の結晶の切り紙も別記事にまとめています。
簡単に雪の結晶を折り紙で作り、クリスマスや冬の季節の飾り付けを作りたいときに参考にしてみてください。

>> 折り紙で雪の結晶飾り折り方　簡単な平面の作り方

雪の結晶　切り紙＆切り絵　作り方　まとめ

雪の結晶の切り紙・切り絵についてご紹介しました。

今回は、複雑な模様を描く切り紙・切り絵の作り方なので、芸術性の高い作品として楽しんで作れますよ。

慣れれば、小学生くらいの子どもでも作れますし、老人ホームやデイサービスなどの高齢者のクリスマスの工作レクリエーションなどで、こういう切り紙や切り絵を取り上げ、製作作品をクリスマスの壁面飾りにしてもいいですね。

たくさん作って、オリジナリティ豊かな雪の結晶を生み出してみて下さいね！